ホームページの成果はどう測る?問い合わせにつながった経路の見方

ホームページを運営していると、「アクセスは増えているけど、本当に成果につながっているのだろうか」「どのページを見た人が問い合わせしているのか」と気になることがあります。
ホームページの成果を見るとき、アクセス数だけを確認していても、実際に問い合わせや相談につながっているかまでは分かりません。
大切なのは、どこからユーザーが訪れ、どのページを見て、最終的に問い合わせなどの行動につながったのかを見ることです。
この記事では、ホームページの成果を確認するときに見ておきたい数字や、GA4・Google Search Consoleを使った確認方法を、できるだけ分かりやすく紹介します。
目次
ホームページの「成果」とは?
ホームページの成果というと、「アクセス数が増えた」「たくさんの人に見てもらえた」と考えがちです。
もちろんアクセス数も大切ですが、会社や店舗のホームページでは、アクセスを集めること自体が最終目的ではありません。
たとえば、次のような行動につながっているかを見る必要があります。
- 問い合わせがあった
- 見積もり依頼につながった
- 資料請求された
- 電話で相談があった
- 予約につながった
- 商品やサービスの申し込みにつながった
ホームページによって目的は違いますが、こうした**「ユーザーに起こしてほしい行動」につながっているか**が、成果を考えるうえで重要になります。
ホームページで見ておきたい主な数字
アクセス解析では非常に多くの数字を見ることができます。
ただ、すべてを細かく確認する必要はありません。まずは、次のような数字から確認してみましょう。
ホームページで確認したい数字については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
アクセス数
まず確認したいのが、ホームページにどれくらいアクセスがあるかです。
アクセスがほとんどなければ、ホームページの内容を改善するだけでは問い合わせを増やすのが難しい場合があります。
SEOや広告、SNSなどを使って、まずホームページを見てもらう方法を考える必要があります。
よく見られているページ
ホームページ全体のアクセス数だけでなく、どのページがよく見られているかも確認します。
トップページより、サービスページやブログ記事から多くのユーザーが訪れているケースもあります。
よく見られているページが分かれば、そのページからサービス紹介や問い合わせページへの導線を改善することもできます。
問い合わせ数
問い合わせフォームや電話、資料請求など、実際にどれくらい反応があったかも確認します。
アクセスが増えているのに問い合わせが増えていない場合は、集客ではなくホームページ内に問題がある可能性があります。
問い合わせにつながったページ
特に確認したいのが、問い合わせしたユーザーが、その前にどのページを見ていたかです。
たとえば、特定のサービスページや実績紹介を見たユーザーから問い合わせが多ければ、そのページが問い合わせを後押ししている可能性があります。
アクセス数がそれほど多くなくても、問い合わせにつながっているページは重要です。
問い合わせがどこから来たかを確認する方法
問い合わせの経路を確認する方法はいくつかあります。
簡単な方法としては、問い合わせフォームに「どちらでこのサイトを知りましたか?」という項目を設ける方法があります。
「Google検索」「SNS」「紹介」などを選んでもらえば、大まかなきっかけを把握できます。
ただし、ユーザー自身が正確な流入経路を覚えていないこともあります。
もう少し詳しく確認したい場合は、GA4などのアクセス解析を利用します。
GA4で確認したいこと
GA4(Google Analytics 4)では、ホームページに訪れたユーザーの行動を確認できます。
最初からすべての機能を使いこなす必要はありません。
ホームページの成果を見るのであれば、まずは次のような内容を確認できれば十分です。
- どのページがよく見られているか
- Google検索・SNS・広告など、どこからアクセスされているか
- 問い合わせにつながっているか
- 問い合わせ前にどのページが見られているか
問い合わせ完了を計測できるように設定しておけば、「アクセスが多いページ」と「実際に成果につながっているページ」を分けて考えられるようになります。
たとえば、月に1,000回見られている記事より、月に100回しか見られていなくても問い合わせにつながっているサービスページの方が、事業にとって重要な場合もあります。
単純なアクセス数だけではなく、そのアクセスが何につながったのかを見ることが大切です。
Google Search Consoleで確認したいこと
Google Search Consoleでは、主にGoogle検索からホームページへ訪れるまでの状況を確認できます。
代表的なのが、次の4つです。
- クリック数
- 表示回数
- CTR(クリック率)
- 平均掲載順位
さらに、どんな検索キーワードでページが表示されているかも確認できます。
たとえば、あるブログ記事のアクセスが少なくても、検索結果での表示回数が増えているのであれば、Google検索に表示される機会が増えている可能性があります。
平均掲載順位が10〜20位前後まで上がっている記事なら、内容を追加したり、関連ページから内部リンクを追加したりすることで、さらに順位が上がる可能性もあります。
逆に、表示回数は多いのにクリックされていない場合は、検索順位だけでなく、記事タイトルが検索ユーザーの知りたいことと合っているかを見直してみるのも一つです。
アクセスは増えているのに問い合わせが増えない場合
SEOやブログ運用を続けていると、アクセス数は増えているのに問い合わせが増えないことがあります。
この場合、「もっとアクセスを増やそう」と考える前に、ホームページ内の導線を確認してみましょう。
たとえば、次のような状態になっていないでしょうか。
- 記事を読んだあとに次に見るページがない
- サービスページへのリンクが分かりにくい
- 実績や事例が少ない
- 料金や依頼方法が分からない
- 問い合わせボタンが見つけにくい
- 問い合わせフォームの入力項目が多い
せっかく検索からユーザーが訪れても、依頼を検討するための情報が不足していれば、そのまま離脱してしまいます。
アクセスを増やす施策と、問い合わせにつなげる改善は分けて考えることが大切です。
どこから改善すればいいか迷った場合は、ホームページ改善の優先順位についても参考にしてください。
アクセス数が少なくても成果が出ている場合もある
アクセス数が多いほど良いホームページとは限りません。
特にBtoBサービスや地域を限定したサービスでは、検索する人自体がそれほど多くないケースがあります。
たとえば、月間アクセス数が数百件でも、その中から毎月問い合わせにつながっているのであれば、ホームページは十分に役割を果たしている可能性があります。
反対に、月間アクセスが何万件あっても、サービスに興味がないユーザーばかり集まっていれば、問い合わせにはつながりません。
アクセスの「量」だけでなく、「どんな人が見ているか」「問い合わせにつながっているか」まで確認することが重要です。
数字だけで判断しない方がいいこと
GA4やSearch Consoleを見ると、さまざまな数字が表示されます。
ただし、1日や1か月だけの数字を見て、「アクセスが下がったから問題がある」と判断する必要はありません。
検索順位やアクセス数は、季節、競合サイトの動き、検索需要、広告の有無などによって変動します。
特にアクセス数がそれほど多くないホームページでは、数件のアクセスの違いだけで数字が大きく変化して見えることもあります。
短期間の上下だけを見るのではなく、3か月、6か月といった少し長い期間で傾向を見るようにしましょう。
月1回確認するなら、この数字から
ホームページを運営していても、毎日のようにGA4やSearch Consoleを確認する必要はありません。
まずは月に1回程度、次の項目を確認してみるだけでも十分です。
- アクセス数は増えているか、減っているか
- どのページがよく見られているか
- Google検索からの流入は増えているか
- 検索結果で表示される回数は増えているか
- 問い合わせは何件あったか
- どのページが問い合わせにつながっているか
毎月同じ項目を見るようにすると、ホームページの変化にも気づきやすくなります。
「アクセスは増えているのに問い合わせが増えていない」「特定の記事だけ検索表示が増えている」といった変化が見えてくれば、次に何を改善すればいいかも判断しやすくなります。
よくある質問
- 問い合わせフォームに流入経路の項目がなくても確認できますか?
-
GA4などのアクセス解析を適切に設定しておけば、問い合わせ完了までにどのページが見られていたか、どこからアクセスされたかを確認できます。
フォームのアンケートとアクセス解析の両方を利用すると、より状況を把握しやすくなります。
- GA4とSearch Consoleは両方見た方がいいですか?
-
できれば両方確認することをおすすめします。
Search Consoleは「Google検索でどのように表示されているか」、GA4は「ホームページに訪れたあと、どのように行動したか」を確認するために使います。
役割が違うため、両方を見ることで検索から問い合わせまでの流れを把握しやすくなります。
- 数字を見るのが苦手でもホームページを運用できますか?
-
最初からすべての数字を理解する必要はありません。
まずは「アクセスが増えているか」「どのページが見られているか」「問い合わせが何件あったか」といった分かりやすい項目から確認してみましょう。
まとめ
ホームページの成果を確認するときは、アクセス数だけを見るのではなく、どこからユーザーが訪れ、どのページを見て、問い合わせなどの行動につながったのかまで確認することが大切です。
GA4ではホームページに訪れたあとの行動、Google Search Consoleでは検索結果に表示されるまでの状況を確認できます。
すべての数字を細かく分析する必要はありません。まずは月に一度でも、アクセス・検索流入・問い合わせの変化を確認するところから始めてみましょう。
数字を確認して終わりではなく、「なぜ増えたのか」「なぜ問い合わせにつながっていないのか」を考えながら改善を続けることで、ホームページを少しずつ成果につながる状態へ育てていくことができます。






