印刷表現の可能性に挑戦した、最後の年賀状デザイン

クレジット
- クライアント
- プライベートワーク
- 公開年
- 2019.01
- ディクレクション
- 中西健蔵
- デザイン
- 8DESIGN
New Year Card 2019
KENZO724では、毎年オリジナルの年賀状制作に取り組んできました。
今年で10回目となる節目の年賀状制作。
制作当初は、印刷加工についての知識を深めることを目的に、「実際に手に取ることができるグラフィック表現を学びたい」という想いからスタートしました。
紙の質感、加工方法、色の表現など、Web上では表現できない印刷ならではの魅力を追求しながら、毎年さまざまな表現に挑戦してきました。
そして10年目となる今回は、これまで培ってきた印刷への知識と経験を集約した、集大成となる作品として制作しました。


制作コンセプト
今回のコンセプトは「LASTART」。
「LAST(最後)」と「ART(表現)」を掛け合わせ、10年間続けてきた年賀状制作の最後を飾る作品として制作しました。
これまでの制作では、
・印刷加工として成立するか
・グラフィックがきちんと伝わるか
・手に取った時に印象に残るか
など、さまざまな条件を考えながらデザインしてきました。
しかし今回は、これまでの経験を踏まえ、より自由に印刷表現そのものへ向き合いました。
印刷への挑戦
ベースには白いボード紙を使用し、そこへ白の箔押しで「10」の数字のみを配置。
一見すると何も描かれていないように見えるシンプルなデザインですが、光の当たり方や見る角度によって、箔の表情が浮かび上がります。
「見せる」のではなく、「感じてもらう」ことを意識した、過去最高に挑戦した印刷表現になりました。
まとめ
年賀状制作を通して、デザインだけではなく、紙・印刷・加工によって生まれる表現の奥深さを学ぶことができました。
10年間続けてきた取り組みの最後として、自分自身の経験や考えを詰め込んだ一枚になっています。
Web制作が中心となった現在でも、こうしたグラフィックデザインや印刷物で培った経験は、ブランドづくりやデザイン提案の土台になっています。


