お知らせ・ブログを自分で更新するには?

「ホームページ全体を作り直すほどではないけれど、お知らせだけは自分たちで更新したい」
こうしたご相談は少なくありません。会社概要やサービス紹介はめったに変わらない一方で、お知らせや実績、ブログは、できればタイミングよく載せたい情報です。
結論から言うと、ホームページ全体を作り直さなくても、お知らせやブログの部分だけを自分で更新できるようにすることは可能です。ここでは、その方法と、選ぶときに確認したいことを紹介します。
目次
一部だけ更新できるようにすることはできる
ホームページの更新を自分でできない理由の多くは、HTMLで作られていて、更新にファイルの編集やサーバーへのアップロードが必要なことです。
この場合、ホームページ全体を作り直さなくても、更新したい部分にだけ「管理画面から更新できる仕組み(CMS)」を組み込む方法があります。
例えば、次のような部分です。
- お知らせ・新着情報
- ブログ・コラム
- 施工事例や実績
- 求人情報
- イベントやセミナーの案内
会社概要やサービス紹介のように、あまり変わらないページは今のまま残し、変わる部分だけを更新できるようにする、という考え方です。
一部だけ更新できるようにする主な方法
方法はいくつかあり、今のホームページの作りや、更新したい内容によって向き不向きがあります。
1. 更新したい部分だけWordPressを導入する
今のホームページはそのまま残し、お知らせやブログの部分だけにWordPressを導入する方法です。
例えば「〇〇.co.jp/news/」や「〇〇.co.jp/blog/」の部分だけをWordPressで作り、管理画面から記事を投稿できるようにします。デザインは今のホームページに合わせて作るので、見る人にとっては同じホームページの一部に見えます。
トップページに最新のお知らせを数件表示する、といった連携も、作り方によっては可能です。
WordPressの仕組みについては、こちらの記事で紹介しています。
2. 外部のブログサービスやSNSを活用する
お知らせの頻度がそれほど多くない場合や、費用をできるだけ抑えたい場合は、外部のブログサービスやSNSを使う方法もあります。
ホームページには外部サービスへのリンクを置く、またはSNSの投稿を表示する部分を設けて、そこで情報を発信していく形です。
手軽に始められる一方で、デザインの自由度が低い、ホームページ本体の中に記事がたまっていかない、サービスの仕様変更の影響を受ける、といった面もあります。
3. ホームページ全体をWordPressに移行する
更新したい部分が多い場合や、今後ページを増やしていく予定がある場合は、一部だけでなく、ホームページ全体をWordPressへ移行した方が管理しやすいこともあります。
一部だけの導入を重ねていくと、更新の方法がページによってバラバラになり、かえって分かりにくくなることがあるためです。
どの方法を選ぶか考えるときのポイント
どのくらいの頻度で、何を更新したいか
まず考えたいのは、更新したい内容と頻度です。
- 年に数回のお知らせだけなら、外部サービスでも十分なことがある
- 月に数回お知らせや実績を載せたいなら、WordPressの導入が向いている
- 更新したいページが多いなら、全体の移行も選択肢に入る
「全部自分で更新できるようにしたい」と考えがちですが、実際に更新するのは一部のページだけ、ということも多いです。
誰が更新するか
更新する担当者が、パソコン操作に慣れているかどうかも大切です。
入力する項目が多すぎたり、どこを触ればいいのか分かりにくかったりすると、せっかく更新できるようにしても使われなくなってしまいます。更新する人に合わせて、入力画面をできるだけシンプルにしておくことがポイントです。
更新しやすい管理画面の考え方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
検索から見つけてもらいたいか
ブログやコラムで、検索からの集客も考えている場合は、ホームページと同じドメインの中に記事をためていく方法(WordPressの導入など)が向いています。
外部のブログサービスに記事を書いた場合、その評価はホームページ本体には積み上がりにくいためです。
今のホームページの作りとサーバー
今のホームページがどのように作られているか、サーバーがWordPressに対応しているかによって、選べる方法や費用が変わります。
ここは専門的な確認が必要になるため、制作会社に今のホームページを見てもらうのが確実です。
一部だけ更新できるようにするときの流れ
更新したい部分だけWordPressを導入する場合、おおむね次のような流れで進みます。
1. 今のホームページと更新したい内容を確認する
まずは、今のホームページの作りやサーバーの状況を確認します。あわせて、どのページを、どのくらいの頻度で、誰が更新したいのかを整理します。
2. 入力する項目を決める
お知らせであれば「タイトル・日付・本文・写真」、施工事例であれば「物件名・地域・工事内容・写真」など、更新するときに入力する項目を決めます。
項目をあらかじめ決めておくと、誰が更新しても同じ形で掲載でき、見る人にとっても読みやすくなります。
3. デザインを合わせて作る
今のホームページのデザインに合わせて、一覧ページや記事ページを作ります。トップページに最新情報を表示する場合は、その部分もあわせて調整します。
4. 既存のお知らせを移す
今のホームページに載っているお知らせや実績のうち、新しい仕組みへ移すものを移行します。
5. 操作方法を確認して公開する
公開前に、実際に更新する方と一緒に操作方法を確認します。投稿、写真の追加、下書き保存など、よく使う操作を一通り試しておくと、公開後も安心して更新できます。
こんなケースで検討されることが多い
例えば、次のような場面で「一部だけ更新できるようにしたい」というご相談につながることがあります。
- 施工事例を増やしたいが、1件ずつ制作会社に依頼していて、掲載までに時間がかかっている
- 採用を強化したいので、求人情報や社員紹介をタイミングよく更新したい
- 店舗のイベントやキャンペーンの告知を、自分たちで出せるようにしたい
- 専門分野のコラムを書いて、検索から見つけてもらえるようにしたい
どれも、ホームページ全体を作り直さなくても、更新したい部分に絞って仕組みを整えることで対応できる可能性があります。
一部だけ更新できるようにするときの注意点
デザインをそろえる必要がある
お知らせやブログのページだけ見た目が違うと、別のサイトに移動したように感じられてしまいます。
ヘッダーやメニュー、色、文字の大きさなどを、今のホームページに合わせて作ることが大切です。
今のホームページの修正はこれまでどおり
更新できるようになるのは、仕組みを導入した部分だけです。
会社概要やサービス紹介など、それ以外のページを直したいときは、これまでどおり修正を依頼する必要があります。そうした部分的な修正の頼み方は、こちらの記事でまとめています。
WordPressを導入した部分は保守が必要になる
WordPressを導入すると、本体やプラグインのアップデートなど、定期的な保守が必要になります。
一部分だけの導入でも、保守を放置すると安全面のリスクがあるため、誰が保守を行うのかを決めておきましょう。
古いお知らせをどうするか決めておく
今のホームページにあるお知らせや実績を、新しい仕組みへ移すかどうかも決めておきます。
件数が多い場合は、直近のものだけ移す、古いものは移さずに残しておくなど、移行する範囲を決めると作業量を抑えられます。
KENZO724.が大切にしていること
KENZO724.では、「自分で更新できるようにしたい」というご相談をいただいたとき、必ずしもホームページ全体の作り直しをおすすめするわけではありません。
更新したい内容、頻度、更新する方の慣れ具合をお聞きしたうえで、一部だけの導入で十分か、全体を見直した方がよいかを一緒に考えます。
そして、実際に更新する方が迷わず使えるよう、入力項目をできるだけシンプルにすることを大切にしています。
よくある質問
- お知らせだけWordPressにした場合、トップページに新着情報を表示できますか?
- 作り方によっては可能です。今のホームページの作りやサーバーの環境によって方法が変わるため、事前に確認が必要です。
- 一部だけ導入するのと、全体を移行するのとでは、どちらが費用を抑えられますか?
- 更新したい部分が少なければ、一部だけの導入の方が費用を抑えられることが多いです。ただし、あとから更新したい部分が増えていく場合は、最初から全体を移行した方が結果的に効率的なこともあります。
- パソコンが苦手な担当者でも更新できますか?
- 入力する項目を絞り、文章と写真を入れて保存するだけの画面にしておけば、パソコンに慣れていない方でも更新しやすくなります。導入時に操作方法を確認しておくと、さらに安心です。
まとめ
お知らせやブログだけを自分で更新できるようにすることは、ホームページ全体を作り直さなくても可能です。
方法は、更新したい部分だけWordPressを導入する、外部のブログサービスやSNSを活用する、全体をWordPressに移行する、などがあります。更新したい内容と頻度、誰が更新するのかを整理すると、自社に合った方法を選びやすくなります。
「ここだけ更新したい」をかたちにします
お知らせや実績、ブログなど、自分で更新したい部分だけを管理画面から更新できるようにするご相談も承ります。今のホームページの作りを確認し、更新する方が使いやすい方法をご提案します。





